第10回セミナー 東京 
講師:ソーワローズ有限会社 代表 河合恵子氏

開催日:10月1日
     
「生産者の視点から見たバラの動向と現状」 講師:ソーワローズ有限会社 代表 河合恵子氏 第10回セミナーは、平成15年12月2日、東京ボランティアセンター会議室(東京・飯田橋)で開催された。
東京近郊の方々と共に、遠く新潟や大阪からもメンバーが集まり、興味深い講師の話に、あっという間に2時間が過ぎました。
河合講師のバラ農園は、愛知県渥美半島の田原市にあり、平成元年からバラ栽培を始め、ご主人が中心になって栽培を、妻である河合講師が産直販売のソーワローズを担当されています。
ソーワ農法ともいえる独特の「有機農法・低農薬栽培」のお話しは、「詳しいことは主人に聞いて」と言いながらも、無農薬の米ヌカと納豆、そしてパイロゲン液を加えて作るという肥料の話など、とても興味深く会員からも多くの質問がありました。「主人も私もスタッフも、いつも作業しながらバラに話しかけていて、フレームの中はブツブツ人声が絶えずしているんですよ」という講師の話に、ソーワ農法は単に流行の有機農法というだけではなく、「バラへの愛情、自然への愛情、人間への愛情」という河合ご夫妻による農法であり、それが香りと花持ちの良いバラを育て上げているのだと納得しました。趣味のバラ家庭栽培家達の間でも、バラの有機・低農薬栽培が主流になっている今日、花本来の持っている自然力を生かして育て上げるソーワローズは、産直販売として「生産者の安心の顔が見える」ことで、更に発展を続けることでしょう。
最期に、河合講師が言われた二つの言葉を記しておきます。
フラワーコーディネーターなど消費者へ。「ただ長ければいいというような、今の市場の花評価の考え方を変えるには、やはり消費者が声をあげるほかないのです。諦めずに自分たちの要望の声をあげましょう」
お花屋さんへ。「明日にはダメになる花でも、ゴミにしないで。一本づつでも無料で通りがかりの人にあげましょう。命あるものを大切にする心が、きっといつか大きな恵みとなってかえってきますよ。」
命あるものへの愛、その考えに基づく有機農法・低農薬栽培、そして顔の見える産直販売。講師の持参されたバラの香りに包まれて、多くのことを学んだ一日でした。
       


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