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第17回セミナー 大阪
講師:高橋洋子氏
講師:山崎由加里氏
開催日:平成17年7月31日
会 場:大阪国際交流会館 |
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大阪での本セミナーは当協会の認定校、御堂フラワーアレンジメントスクール様の多大なご協力を頂き、100名超の方にご参加頂き開催致しました。午前の部は高橋洋子氏を講師に迎えて開催致しました。講習はナチュラルカラーリストの考えを基に、自然や花の中にある色に学び、それをデザインへ活かす方法を教えていただきました。まず
自然界に溢れるさまざまな色はアクアカラー(海の色)・エアロカラー(空気の色・どんな色とも調和する色)・ソルカラー(太陽の色)にわけられるということ、そしてそれは実際にどんな色なのかをカラーパネルで示し、そしてそれを使い、実際の花を例に出し、花弁はどんな色だったか、茎はどんな色だったかなど考え、合わせていき、またその中でアクアカラーとソルカラーは合わせると違和感があるが、そこにエアロカラーが入ると中和される(自然の景観が全体をひとつに調和しているのと同じ)ということを体感し、学習することで皆が持っているという色彩調和法則(『合う』『合わない』・『自然』『不自然』という感覚)を実感することができました。その後、実際に花を扱う際にそれをどうやって活かしていくかを説明頂き、まず花の本来もっている色(導管の色・花粉・葉の裏側の色に至るまで)をよく観察し、その中の色で合せていけば失敗しない、つまり色の合せ方は生ける花に聞くのが、一番自然で、誰にとっても違和感のないやり方でありお客様にも何故この色を合せたのかが納得しやすい方法であるとのこと、自然・花から色合わせを教えてもらう一例として椿など冬の花に雪の白は合うが、コチョウランなど南国の花には合わないというお話では、皆さん大きく頷いており、納得の様子でした。また心地よい色合せのトータルコーディネートの提案として、花にあわせたテーブルコーディネートのデモンストレーションも披露頂きました。「色」というキーワードで花のある生活そのものを提案できるのは、インテリアブームの昨今、非常な強みになっていくのではないかと感じました。また、すぐにでもできる小さな工夫として、ラッピングのペーパーをエアロの色(茶色など)にしておけば、どんな色とも自然と調和しやすいので便利かつ綺麗に見え、しかも万能の色なのでそれを用意しておけばよく、ラッピングペーパーの在庫管理にも役立つということなどを提案されました。この提案に代表されるように、一つの知識を得ることによって改善できることの多さを改めて感じるような提案を沢山して頂き「相手を得させることのできるようなサービスとプロの知識を提供することがリピーターの獲得に繋がる」など、実績に裏打ちされた高橋氏の信念が感じられる言葉は、参加者の皆様にも力強く響いたように思われました。講習終了後も熱心な質問が絶えず続いておりました。午後の部は講師に山崎由加里氏を迎え開催いたしました。まず山崎氏はリボンワークで大切なポイントとして、いかに花が綺麗に見えるか・贈られる側に喜んでいただけること・自分自身が楽しめることの3点を挙げられました。そして実際に、ワイヤーリボンで作ったバラやスターボウなどの制作を皆様に体験していただき、どれもかなり凝っているように見えながら、リボンワークをされるのが初めての方でも山崎氏の指導により綺麗に作られていました。また、一度作った作品を解き、何度も繰返し練習をしている方の姿も見られました。
山崎氏は「お待たせしないでまた自分自身も苦にならずさっとできる簡単にできること」「しかしぱっと見て目を引くもの『どうやってあるんだろう』とお客さんに思ってもらえるようなものを提供すること」が大切と説明され、まさにそんな作品を提案して頂いたと思います。見本を制作される山崎氏の素早い手さばきから生み出される数々の作品に皆様目を奪われ、最初は皆様不安そうでしたが、後方の方にもよく見えるように山崎氏が色々な場所に移動し、質問に丁寧に答えながらデモンストレーションを進行されたこともあり、大変活気の溢れる講習となりました。またシモジマ様よりご提供頂いた資材を使ったデモンストレーションの中では、手早く華のあるラッピングをするコツや、ハサミをお客様に向けないでやるだけでスマートなど細かいアドバイスもいただき、メモをとっている参加者の姿が多く見られました。お二人の講習で共通していたのは、相手に興味を持ってもらえること・相手に納得してもらうこと、ちょっとした工夫や新しい視点が差別化に繋がるということ、そして知識と経験に裏打ちされたプロ意識を持つ事が大切だということだったように思われました。協会も皆様のますます幅広い知識等の吸収のお役に立てるよう、今後も様々なセミナーを企画していく所存でございます。また、今回は定員になったため参加できなかった50名の方には大変ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございませんでした。 |
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